赤道近辺の熱帯気候は、カカオ栽培に理想的であり、西アフリカは、世界のカカオ生産の中心的な存在です。

事実、世界のカカオ豆の生産の70％は西アフリカの4か国が占めています。コートジボワール、ガーナ、ナイジェリアそれとカメルーンです。この中でも特に、コートジボワールとガーナは上位二か国であり、世界のカカオ生産の半分以上を占めています。

西アフリカのカカオは、ほとんどは田舎の小規模の家族経営のファームで育てられています。そして、そのファームの90％はカカオの生産をメインの収入源としています。カカオは様々な時期に熟すため、収穫は年中通して行われ、常に注意をしておかなければならず大変な仕事です。

コミュニティーは、大体都市部から離れたところに位置しており、十分な教育が行われていなかったり、アクセスが悪いなどの多くの困難があります。

地方に生産者により多くの収入を

多くのチョコレート会社は、西アフリカのカカオに頼っているものの、生のカカオ豆からパウダーへの加工の過程はほぼヨーロッパやアメリカで行われております。

これは、その地域の経済にとっては大きなチャンスを逃していることになります。

もし、マーケットの構造が違って、彼ら自身でカカオの加工ができたなら、収入面や雇用の面での改善が見込めるでしょう。

ADUNAは、この付加価値モデルの構築を目指しており、私たちのスーパーカカオパウダーの少なくとも50％は直接ガーナの小規模の生産者から取り入れるようにしており、加工がガーナで行えるという価値を確かなものにしています。

ADUNAでは、すべてのカカオ生産者は以下権利を持っているものと信じています。

• 公平・公正に収入を得ること。
• 責任感を持って仕事に従事する。
• 環境保護に努める。
• 基本的な健康や教育のニーズ彼らの家族の幸福を提供していく。

ADUNAは、倫理的、社会的また環境的に責任をもって持続可能な活動を行っているカカオ生産者としか取引をしてません。