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神の食べ物”カカオ”とは?

カカオの木は、Theobroma cacaoとして知られており、Theobromaは、ギリシャ語で「神 の食べ物 」を意味する古代からある木です。

また、原産は南・中央アメリカのアマゾンで、まだそこでもカカオの木は存在しています。

その後、様々な亜熱帯地域のアフリカやアジアの国々に伝わり栽培されています。

カカオの木は、赤道付近の高温多湿の地域が栽培にもっとも適した環境であることから、1800年代に西アフリカに伝わりました。

そして現在、世界のカカオの約70%は、西アフリカから供給されています。

また、西アフリカから供給されるは最大90%のカカオが小規模農家や家族経営のファームで生産されています。

カカオの木は細長く4~8mほどの高さになり、100年程生きることができ、25~30年程は、実がなります。

また、常緑樹であり、その種はカカオパウダーやココアパウダー、チョコレートなどに使われています。

常緑植物とは・・・幹や枝に一年を通じて葉がついていて、年中、緑の葉を見ることができる植物である。

カカオの収穫

カカオの木は3年経った頃に実がなりはじめます。

カカオの実は、幹や枝からまっすぐに育ち、それと同時にややピンクがかった色から白色の小さな花ができます。成熟した木は一年で6,000個の花を付けるにもかかわらず、実はたった20個程しかなりません。

カカオの木は一年を通して20~30のラグビーボールのような実がなります。一つは大体20㎝程度の大きさで、熟すととても綺麗なオレンジや赤色になります。

カカオの実は、シーズンを通してバラバラに熟すためカカオの実を収穫するというのは継続したプロセスです。

繁忙期には、2~3週間に一回のペースで頻回に収穫しなければならず、そのプロセスはとても重労働となります。西アフリカでは、家族や友達みんなで協力してこの作業を行っています。

カカオの美味しさ

ラグビーボールのような形をしたカカオの実は20~40個のカカオ豆からなっており、それは甘くて白いやわらかい果実で覆われています。

カカオ豆は、2000年以上前に中央アアメリカの熱帯雨林の奥深くに住んでいた人々によって発見されて以降、何世紀もの間食べられており、おそらく地球上で最も人気のあるフレーバーでもあります。

アステカ時代の頃には、カカオの豆は栄養素たっぷりの飲み物をつくために用いられ、その当時の兵士やエリート層に愛用されていました。

18世紀には、スウェーデンの自然科学者であるCarl Linnaeusが、カカオの木にTheobroma Cacaoと名付けました。これは文字通り神の食べ物という意味で、カカオの学名にもなっています。

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