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神秘の木“バオバブ”とは?

「神秘の木」として知られる“バオバブ”の木は、他の植物が育たないアフリカの過酷な環境下で生育することができる生命力溢れた神秘的な木です。 アフリカ大陸32ヵ国で野生の状態で生育し、寿命は5000年とも言われています。
古代からアフリカの住民は、バオバブの葉、樹皮、種子、実などを食品や薬として重宝してきました。
セネガルでは、国のシンボルにも制定されています。

またバオバブに、プランテーション*はありません。
すべての木は、地域で所有し、野生のまま収穫されます。
雨季の間に、根、幹は水を吸収し溜め込み、バオバブの実は、木の上で乾燥しながら自然の恵みが凝縮されます。
ビタミンCをはじめカルシウム、カリウム、チアミンなどのビタミン、ミネラル、ポリフェノールを豊富含みます。
また全体の約50%は、食物繊維が含まれている、アフリカの大地が生んだスーパーフルーツです。

*プランテーションとは?
大規模工場生産の方式を取り入れて、熱帯、亜熱帯地域の広大な農地に大量の資本を投入し、先住民や黒人奴隷などの安価な労働力を使って単一作物を大量に栽培する(モノカルチャー)大規模農園。

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